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民主党予備選はバイデン有利だがサンダースでないとトランプに勝てない / 州ごとの代議員数も掲載

こちらのページでお伝えしたいことは下記の4点です。

  • 民主党予備選はバイデン氏有利ですがまだまだ分かりません
  • 予備選は本選と異なり、代議員の総取り方式ではなく比例配分方式なので州で過半数を取ることはあまり意味がありません
  • 州ごとの代議員数の一覧を人数の多い順位に掲載しています
  • サンダース氏が民主党候補に決まると株式市場にとってはマイナス要因となりますが、そうならないと民主党はトランプ大統領には勝てない可能性があります

大統領予備選の前半のヤマ場となるスーパーチューズデーが終わりました。

民主党の候補は元々、下記の3名が有力と言われていました。

  • バイデン(オバマ政権時代の副大統領)
  • サンダース(上院議員)
  • ウォーレン(上院議員)

そこに、ブティジェッジ氏とブルームバーク氏が有力候補として浮上してきましたが、共にスーパーチューズデー前後に候補者争いからの撤退を表明しました。

また、ウォーレン氏も富裕層増税・大企業規制などを表明していることで、財界からの支持が伸びず苦しんでいましたが、3月5日に撤退を表明しました。

これでバイデン氏とサンダース氏の一騎打ちとなりました。

スーパーチューズデー終了後の時点ではバイデン氏がリードしています。

ただし、ニュースで言われているほど大きな差ではありません。

ちなみに、民主党予備選は州ごとに割り振られた代議員を獲得していく仕組みですが、大統領選本選とは異なり「総取り方式」ではなく得票率による「比例配分方式」となっています。(ただし、最低15%未満の得票率の場合は獲得代議員はゼロとなります)

よって、ニュースなどで「どこどこの州でバイデンが買った」「こちらの州はサンダースが制した」と報道されていますが、これはほとんど意味がありません。

州の過半を制しても僅差で獲得議員数がほぼ同じケースもあります。

あくまでトータルの得票率が重要です。

下記の表は州ごとの代議員数を人数の多い州からランキング形式で掲載しています。

民主党予備選の代議員数ランキング(州ごと)

背景がオレンジ色になっている州はすでに予備選が終了した州で、背景が白色の州はこれから予備選が行われる州です。

上記に記載した通り、大統領選本選では各州の最多得票者が全ての代議員を獲得することになります。よって、本選ではカリフォルニア州を制するか否かは非常に大きな影響を与えます。

しかし、民主党の予備選は総取り方式をやめ、比例配分方式で行われていることから、州ごとの勝ち負けではなく、トータルの得票率が重要になります。

そして、上記の通り、現状ではまだ民主党予備選の半分も終わっていません。

現時点の獲得議席は速報ベースで下記の通りです。

  • バイデン:627
  • サンダース:551

それほど大きな差ではありません。

株式市場ではバイデン氏の勝利を望む声が多く聞かれます。

サンダース氏はウォーレン氏ほどではありませんが、富裕層・大企業の増税などを表明しています。

そのため、今後、サンダース氏が挽回してくると株式市場にとってマイナスインパクトとなる可能性があります。

実際、3月4日はバイデン氏が優勢・サンダース氏が劣勢と伝えられたことで株価が大幅上昇となりました。

これはコロナウイルス問題に加えて、当面のもう1つのリスク要因となります。

現在、撤退を表明したウォーレン氏はどちらの候補の支持に回るか明言していません

元々、サンダース氏と考え方が近く、撤退した場合はサンダース氏を支持すると言われていたので大きな影響はないかもしれませんが、実際にサンダース氏の支持に回るとなった場合、株式市場にとってマイナスの影響が発生する可能性がありますので注意が必要です。

反対にバイデン氏の支持に回れば、若干ですがプラスのサプライズとなります。

今後の大統領選のスケジュールは下記を参照してください。

www.finance-lite.com

もちろん、民主党の候補になっても最終的に共和党のトランプ大統領に勝たないと意味がありません。

普通に考えるとトランプ大統領が有利だと思いますが、万が一負けるとしたら、景気が悪化・株価が下落した場合が考えられます。

そう考えると、民主党はサンダース氏を候補にした方が、大統領選本選で勝つ可能性が高いということになります。

期待したくありませんが、このようなリスクシナリオもありますので覚えておいてください。