ファイナンシャルスターLite

ハイレベル金融サイト「ファイナンシャルスター」のサテライトサイトです。最新の金融情報をお届けします!

コンビニフランチャイズは複数店舗運営型に転換すべき

コンビニに行くたび、フランチャイズで経営しているオーナーがかわいそうに感じます。

人手不足を穴埋めするため、長時間かつ不規則な労働を強いられています。

さらに、頑張って働いてお店が繁盛しても、直ぐ近くに同じブランドのコンビニができてしまいます。

コンビ二本部は加盟店の「粗利」の一部をロイヤリティとして受け取るだけなので、出店すればするほど利益が増えることになります。

セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートなどは好業績で優良企業といわれています。

確かにサービスや商品の開発は素晴らしく、日本のコンビニの便利さは凄いと思います。

しかし、利益のかなりの部分はフランチャイズ加盟店オーナーの犠牲により成り立っているといえます。

おそらく標準的な能力の日本人がコンビニオーナーとなり、サラリーマン並みに1日10時間くらい働きながら、お店を経営すると年収は500万円かそれ以下だと思われます。

オーナーもリスクを取っていることを考えると少なすぎると思います。

一方、コンビニの場合、全く客が来ないということもないので赤字になるリスクはほぼ無いはずです。

つまり、コンビニオーナーはローリスク・ローリターンのビジネスであるということになります。

このようなビジネスの場合、1店舗のみの運営でなく、レバレッジをかけて複数店舗運営しないと利益は上がりません。

実際、多くのコンビニオーナーが苦しんでいる一方、CVSベイエリアのようにコンビニ運営会社として上場までした会社もあります。(最近はホテル運営中心にシフトしましたが)

赤字になる可能性もあるようなビジネスであればリスクがありますが、コンビニの場合それはありません。

オーナが一緒に働いて500万円の所得があるお店の場合、オーナーの労働分をアルバイトに替えるとコストが増加するので、オーナーの所得は200万円位になります。

しかし、それでも5店舗あれば1,000万円の所得です。

オーナーは5店舗の管理に徹します。

5店舗が近隣にあればアルバイトの融通も容易になります。

このような形になればコンビニオーナーも魅力的なビジネスになります。

ただし、初期投資は必要なので、資金力のある人が法人化して行うか、既存の法人がビジネスの多角化としてコンビニ事業を行う形が良いでしょう。

また、コンビ二本部はもうけ過ぎ(仕事内容に対して)なので、ロイヤリティをもう少し下げるべきです。

さらにロイヤリティの取り方も「粗利の何%」ではなく人件費なども控除した「営業利益の何%」にして、本部と加盟店がセイムボード(利害が一致)となるようにすべきです。

セブン&アイ・ホールディングス(3382)の株価は年初来安値を更新中です。

株価が再び右肩上がりになるには何か抜本的な改革が必要です。