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自動車メーカー販売台数トップ10の時価総額は意外と小さい / 合計してもIT大手1社以下

2018年の 自動車メーカーの販売台数のデータが出そろいましたので、株式時価総額と併せて掲載します。

販売台数(売上規模)や会社のイメージと比較して株式時価総額が小さく感じます。

世界の自動車メーカ別販売台数ランキング(2018年)

自動車メーカーの2018年販売台数トップ10とその株式時価総額を掲載します。

世界の自動車販売台数ランキングトップ10と時価総額

販売台数上位10社で1年間に7,125万台の自動車を販売しています。

関連の部品メーカーなどすそ野が広く、多くの雇用を創出し、世界経済に大きく貢献しています。

しかし、株式時価総額をみて少し驚きました。

販売台数トップ10を全て合計しても6,184億ドルしかありません。

こちらは世界の全企業の株式時価総額ランキングの上位5社です。

世界の全企業の時価総額トップ5
販売台数トップ10を全て合計してもマイクロソフト・アップル・アマゾン・アルファベット(グーグル)単独よりも小さい時価総額となっています。

自動車メーカーで1,000億ドル以上の時価総額は世界でトヨタのみです。

自動運転・電気自動車など最新の分野ではグーグルをはじめとする他業種からの参入が相次いでおり、将来的な競争激化による淘汰も織り込まれ始めていると思われます。

テスラが24万台の販売しかないにも関わらず500億ドル近い時価総額となっていることからも、株式市場は数年後を見据えたバリュエーションとなっていることが分かります。

次は自動車メーカーの時価総額ランキング(2019年4月2日時点)です。

世界の自動車メーカ別時価総額ランキング(2019年4月)

世界の自動車メーカー時価総額ランキング

販売台数でトップ10圏外からBMW・テスラ・フェラーリがランクインしています。

フェラーリは1万台未満の販売でこの時価総額はさすがです。

ダイムラーも販売台数では10位ですが、時価総額が3位ということは、やはり付加価値が高いということでしょう。BMWも同様です。

スバルは販売台数・時価総額、共にランクインしていませんが、もう少しでトップ10というところまで来ており、面白い存在です。

今後、電気自動車が普及するするとエンジンがなくなることで車づくりの技術的ハードルが下がり、様々な企業が自動車メーカーとなるチャンスが生まれます。

逆にトヨタなどは技術革新に負けると単なる組立メーカーのような形になってしまう可能性もあります。

その点からも自動車株への投資は慎重に行うべきと考えます。

逆に急成長しているテスラなどは、今後どこまで時価総額が拡大するか注目です。

10年後の自動車メーカー上記ランキングがどのようになっているか楽しみです。

【ここからは2020年1月24日に追加しています】

2020年1月23日時点の時価総額ランキングを掲載します。

世界の自動車メーカ別時価総額ランキング(2020年1月)

販売台数はまだ公表していないメーカーもあるため、2018年のデータのままです。

自動車メーカー時価総額ランキング2020年1月

上記に掲載してから9ヶ月程しか経過していませんが、かなり大きな変化がありました。

まず、最も大きく変化したのはテスラです。

なんと、時価総額が1,000億ドル(約11兆円)を超え、ランキングはトヨタに次いで2位となりました。

2019年の販売台数は前年比1.5倍に伸びていますが、それでも僅か約36万台です。

これはEVだけではなく、次世代技術CASEの全てにおいてトップを走っている点が評価されています。

ちなみに、CASEはConnected (コネクテッド)、Aoutonomous(自動運転)、Shared & Services (シェア/サービス)、Electric (電気自動車)の頭文字です。

逆にルノー・日産・三菱連合は大きく時価総額を減らし、ランキングも4位から8位にダウンしています。

カルロスコーン氏が2019年4月~6月にルノー・日産・三菱の全ての役職を辞任しましたが、それ以降、業績が低迷しており、株価も大きくしました。

販売台数が1,000万台以上の企業(グループ)が時価総額417億ドル(約4.5兆円)で、僅か36万台の企業が1,031億ドル(約11兆円)となるところに株式市場の面白さがあります。

2020年1月時点ではテスラの株価はさすがにバブルではないかという声が大きくなっていますが、今後どこまで成長するか注目です。