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金(gold)は米ドルの代替資産

2017年の年明け以降円高が進んでいます。2017年の年明けは1ドル=117円前後でしたが2017/3/27現在、1ドル=110円まで円高が進んでいます。

逆に金(gold)の価格は1グラム=1150ドルから1250ドルに上昇しています。

これは2016年も同様の動きをしていました。

2016年の年明けは1ドル=120円前後でしたが、トランプ大統領決定前の2016年7月には1ドル=100円まで円高となっていました。

このとき金(gold)は1グラム=1050ドルから1350ドルまで上昇しています。

長期的に見ても金(gold)と米ドルは逆の動きになっていることが多くなります。

その為、金(gold)は米ドルの代替資産と言われています。

米国をはじめとするグローバル経済が好調で、米国が強いドルを標榜している間は特に問題ありませんが、何らかのショックでリスクオフになると米ドルや米国株が下落するリスクがあります。

特に現在は、トランプ政権の行方や欧州各国の選挙ラッシュ、さらには中国経済の先行きなど波乱要因は多く存在します。

よってポートフォリオのリスクヘッジとして、一部でも金(gold)を保有することはマーケットに対する保険の役割となります。

 ちなみにリーマンショック後、米国FRBが世界に先駆けて大規模な金融緩和を進めた後の2011年には、米ドルは対円で1ドル=75円という過去最安値(円から見れば最高値)をつけ、同時に金(gold)は1グラム=1900ドルという過去最高値をつけています。

これを見ても金(gold)を分散投資の一部として組入れる意味があると思われます。

【2019/3/24追加】

FRBがバランスシート縮小を2019年9月で中止することを決めたようです。

リーマンショック後の量的金融緩和で5倍に拡大したバランスートは、ほとんど正常化することなく縮小をストップすることになりました。

今後、リセッションなどが発生したとき、今の状態からバランスシートを拡大するととんでもない規模になってしまいます。

そうなると、上記に掲載した2011年のような状況、またはそれ以上の状況になる可能性があります。

リスクヘッジで金(gold)の出番かもしれません。