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為替

原油価格の更なる下落は円高を招くので注意

米国の利上げ打ち止め観測が広がり、長期金利は2.9%まで低下しています。 米国の利上げがストップすると、これまで日米金利差拡大を材料に円安トレンドであったドル円レートが逆回転するのではないかと懸念する声も聞こえてきます。 しかし、現在の金利・イ…

ドル円ヘッジコストはイメージよりも高くなっている / ヘッジ外債は注意

ドル円のヘッジコストは「日米金利差」と理解している人も多いようですが正確には違います。 ドル円のヘッジコストは「日米金利差」に米ドルの需要状況で変化する「ベーシスコスト」を加えたものになります。 ヘッジコストの詳しい説明はこちら:ヘッジコス…

米・豪の政策金利が逆転してもそれほど豪ドル安になっていない理由

2018年7月現在、米国の政策金利は2.0%、豪州の政策金利は1.5%と米国の方が高くなっています。 過去、ほぼ全ての期間で豪州の方が米国よりも政策金利は高く推移してきました。 米国の政策金利が豪州を上回っていたのは1997年6月~2001年3月までの期間のみです…

GDPは約3倍になったが人民元はリーマンショック時と同水準

人民元/ドルがリーマンショック時の水準まで下落 人民元が1ドル=6.8人民元まで下落しています。 この水準までの下落は2016年後半~2017年前半にもありましたが、さらに遡ると2008年のリーマンショック時と同じ水準です。 人民元は2005年まではドルペッグ制を…

実質金利は日本↑米国↓ / それでも円高になるレベルではない

日米実質金利差は縮小 2018年2月に日米の実質金利は米国の方がかなり高いので円高になりにくいといった内容を掲載しました。 www.finance-lite.com 当時のドル円レートは1ドル=106円前後でしたが、現在は1ドル=110円台まで円安になっています。 見通しは当た…

ブラジルレアルはそろそろナンピン / 実質金利が高く理論的に儲かる

ブラジルの実質金利は高水準 円/レアルは半分以下だがレアル債投信はプラス ブラジルの実質金利は高水準 米国の金利上昇の影響で新興国通貨が大きく下落しています。 もちろん、米ドル金利の上昇のみが下落の要因ではなく、それぞれの国ごとに政局不安やイン…

円高で米ドルも良いが人民元はもっと良い

2/16に1ドル=106円台の米ドルは買いといった内容を掲載しました。 もちろん今も同じ考えですが、米ドルに投資するなら「米ドル+α」の通貨といえる人民元の方がもっと良いと思います。 ちなみに人民元は管理フロート制を採用していますので、ある程度米ドル…

オーストラリア準備銀行は豪ドル安を望んでいる様子

オーストラリアは今月も利上げを見送ったことで16回連続で政策金利を1.5%で据え置いています。 オーストラリア準備銀行のロウ総裁は賃金の伸びが鈍いことやインフレ率が目標としている2~3%に届いていないことを理由に、当面金利は上昇しないことを示唆しまし…

日米の実質金利は米ドルの方が高いので極端な円高にはならないはず(2018年2月現在)

実質金利とは「名目金利一インフレ率」のことです。 インフレも加味したうえでどれくらいお金が増えるかを表します。 例えば金利が高くてもそれ以上にインフレ率が高い場合、実質的には購買力は減っているということになります。 実質金利を計算する上でどの…

トルコリラはリバウンド狙い通貨/長期投資はブラジルレアルの方がベター

トルコリラは対米ドルで過去最安値を更新し1ドル=4トルコリラに迫る勢いです。 対円でも1トルコリラ=28円前後まで下落しています。 購買力平価との比較ではかなり割安な水準まで下落していますし、金利も10%以上ですのでそろそろ投資しても良い水準かもし…

米ドルは割高なのか(ドルインデックスで検証)

先日の日経新聞にも掲載されていましたが、米ドルの総合的な強弱を表すドルインデックスが過去5~6年でかなり上昇しています。(日経新聞では日経通貨インデックスの米ドルで説明していました) ちなみにドルインデックスや日経通貨インデックスの米ドルは複…

ロシアルーブルの円高抵抗力を検証 / ピークで投資しても時間が解決

高金利通貨・資源国通貨として人気が高いロシアルーブルの2005年以降のチャートです。 2000年以降でロシアルーブルが対円で最高値を付けたのは2007年7月で1ルーブル=約4.80円でした。 2017年10月25日時点で1ルーブル=約1.98円ですので、最高値から60%近く下…

米国CPIは+2.2%、12月利上げは確実だがドル円レートは狭いレンジの動きとなりそう

2017年9月の米国CPI(消費者物価指数)は前年同月比+2.2%まで上昇してきました。 市場のコンセンサスとして12月のFOMCで追加利上げされることはほぼ間違いない状況となっています。 ちなみにFRBのインフレ目標は2%ですが、 FRBが利上げ判断で重視するのはCPI(…

トルコリラ急落は対米関係の悪化が原因 / トルコリラは買いか

2017年10月9日の市場でトルコリラが対米ドルで約4%の下落となりました。 昨年に起きたクーデター未遂事件に絡み、イスタンブールの米在外公館の職員が逮捕されました。 これを受けて、在トルコ米大使館がトルコでの難民関連を除く全てのビザ発給業務の停止…

日米の実質金利はともに約-0.4%でドル円レートは大きく変化しにくい

数ヶ月先までの短中期のドル円レートは概ね日米実質金利差で説明することが可能です。 過去の日米実質金利差とドル円レートのチャートはこちらを参照して下さい:為替レートの予想・分析は実質金利差・購買力平価を活用 - ファイナンシャルスター 現在の日本…

ブラジルレアルを取り巻く環境は改善中 / 2017年7月

これまでも何度かブラジルレアルに関する記事を掲載しておりますが、今回は現状のアップデートをお送りします。 2017年5月18日にテメル大統領の汚職疑惑が報じられ、回復基調であったブラジルレアルは大きく下落しました。 1ドル=3.1レアルから1ドル= 3.4レ…

物価上昇2%達成には強烈な円安しかない / 既に日銀は十分やっている

日本のインフレ率がなかなか上昇しません。 物価上昇2%達成についてはこれで6回目の見送りですが、日銀はやれることはやっていると思います。 消費者物価指数(CPI)には総合指数、生鮮食品を除く総合指数、生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数があります…

ブラジルレアルのリスク要因 / テメル大統領の汚職疑惑

ブラジルのテメル大統領汚職疑惑についてのフォロー記事です。 前回、汚職疑惑が表面化した際の記事はこちらです。 www.finance-lite.com テメル大統領の汚職疑惑が報じられた2017年5月18日は、ブラジルレアルは1日で1ドル=3.1レアルから1ドル= 3.4レアルま…

FRBバランスシート縮小はドル高要因

2017/6/14のFOMCでFF金利の利上げとFRBのバランスシート縮小が発表されました。 FRBのバランスシートは2008年10月からの量的緩和により0.8兆ドルから4.5兆ドルまで拡大しています。 これを今年のいずれかの時点から、「米国債60億ドル」十「MBS 40億ドル」=「合…

米国の金融政策を予想/利上げは緩やか、バランスシート縮小へ

大方の予想通り、2017/6/14のFOMCで利上げが行われFFレートの上限は1.25%となりました。 2008年12月からの長期間FFレートは0.25%の時代が続き、2015年12月、2016年12月、2017年3月に続いて今回の利上げとなりました。 前回の利上げ局面である2004年~2006年…

26年間プラス成長のオーストラリア経済、利上げはいつ?

オーストラリアの2017年1-3月の実質GDP成長率が前年同期比で1.7%のプラスとなりました。 103四半期連続でリセッション(景気後退)を回避したことになり、オランダの記録に並んだそうです。 約26年間ですので大したものです。 ただし、これは余程のことがない…

【覚えておくと便利】為替レートペア表記、ドルが後にくるのは4通貨のみ

たまたま知人と為替レートの表記について話題になったので忘備録の意味を込めて掲載します。 覚えておくとかなり役に立ちます。 1ドル=110円 1ユーロ=1.1ドル 1ドル=3.25ブラジルレアル 上記のように通貨によって米ドルが先に来るパターンと後に来るパター…

ブラジルレアル急落、株式と債券も下落しトリプル安/大統領の汚職問題

2017/5/18、テメル大統領が汚職事件で逮捕されたクーニャ前下院議長に口止め料を支払うことを承認していたとされるスキャンダルが報道されたことで、ブラジル市場は株式、債券、通貨がすべて売られトリプル安となりました。 ブラジル・ボベスパ指数:-8.8% …

コアCPIの先行指標は4月も伸び悩み円高要因に

4月の日経ナウキャスト予測物価指数(商品名・日経CPINow・S指数)」は前年同月比で0.54%の上昇にとどまり、上昇幅は2か月連続で低下しました。 日経ナウキャスト予測物価指数(商品名・日経CPINow・S指数)」は総務省が公表するコアCPI(消費者物価指数生鮮食品除…

ユーロ下落ならヘッジ付き欧州株でリターンを狙え

フランスの大統領選でEU離脱、ユーロ離脱が争点になっています。 昨年、イギリスEU離脱(Brexit)が決定した後、英ポンドは1ポンド= 1.45ドル前後から1ポンド= 1.25ドル前後まで下落しました。 フランスの大統領選は今のところ5/7に行われる決選投票ではマクロ…

円高に影響されないポートを作成してみた

ドル円為替レートが1ドル=108円前後まで円高が進んでいます。 円高になっている要因 米国の実質金利が低下(政策金利及びCPIベースでは1%-2.4%=−1.4%と日本と比較すると低い) トランプのドル高牽制発言 北朝鮮、シリアなどの地政学リスク フランス大統領選挙 …

米ドルの実質実効為替レートは高値圏

米ドルを実質実効為替レートでみると2002年2月を上回るレベルまで上昇しているようです。 ちなみに2002年2月のドル円の名目為替レートは1ドル=135円前後です。 現在のドル円の名目為替レートは1ドル=110円前後です。 名目為替レートでは当時より20%程、円高…

人口減少がもたらす問題点

厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所が発表した将来推計人口によると、 2053年の総人口が1億人割れ 2065年の総人口が8,800万人 2067年(50年後)の生産年齢人口(15〜64歳)が4,529万人(現在7,728万人の4割減) 2067年(50年後)の65歳以上の人口は現在とほぼ…

円高の理由は米国の実質金利が低すぎることが原因

2016年7月〜10月のドル円レートは1ドル=100円〜105円で推移していました。 2016年11月の大統領選挙でトランプ大統領が決定すると、一気に円安ドル高が進み2016年12月には1ドル=118円まで円安ドル高となりました。 多くのアナリストは1ドル=120円超えや130円…