ファイナンシャルスターLite

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債券・金利

待ち構えていた逆イールド / 今後のマーケットを予想

逆イールド発生 / 過去は株価暴落 逆イールドの今後の影響を予想 逆イールド発生 / 過去は株価暴落 米国2年債と10年債の逆イールドが発生しました。 過去、逆イールドが発生するとリセッション・株価大暴落が発生しています。 ITバブル崩壊前の2000年、リー…

ドイツ銀行CoCo債(ファーストコールまで11ヶ月)を分析

ファーストコール(初回の繰上償還日)が2020/4/30のドイツ銀行CoCo債を分析してみます。 バーゼルⅢ対応AT1債ですので、満期がない永久債です。 ただし、繰上償還条項(コール条項)が付与されており、もともと投資家は初回の繰上償還日(初回コール日)に償…

テスラのCB(転換社債)が魅力的な水準 / 利回りでも買える

2019年5月に発行されたテスラのドル建てCB(転換社債)について紹介します。 償還日:2024/5/15(約5年) クーポン:2% 現在の転換社債の価格:88(償還100) 最終利回り:約4.4% 転換価格:309ドル(現在の株価188ドル) パリティ:61(188/309) テスラの…

日本初のハイイールド債(アイフル債)のスプレッドは僅か1%前後

まさに金あまりの産物です。 というよりも値付け(利回り・スプレッド)がおかしいです。 2019年5月下旬に日本で初のハイイールド債が発行されることになりました。 アイフルの円建て1.5年債で利回りは1%程度になる予定です。 格付けはR&I(格付投資情報センタ…

利上げ・バランスシート縮小ストップで米ドル金利は異常な環境 / 政策金利・国債利回り・銀行間金利を検証

FRBの金融政策余地は限定的 米ドル金利は特殊な環境/イールドカーブは逆イールドに近い FRBの金融政策余地は限定的 2019/3/21、FRBが金融政策の方針転換を公表しました。 2019年の利上げを行わない バランスシートの縮小を9月で停止する FRBがハト派に転じた…

CLOはそれ程大きな問題にならない

ここ数日、CLO(ローン担保証券)のニュースをよく見かけます。 報道されている内容をまとめるとこのような形になります。 CLOの発行残高が6100億ドル(68兆円)超とリーマン・ショックが起きた2008年の2倍まで拡大 CLOの裏付け資産となるバンクローン(レバ…

米国イールドカーブのフラット化

2018年12月19日、FRBが利上げを行いFFレートは2.5%となりました。 そしてここ数週間、米国金利の逆イールドが話題となっています。 ただし現在、逆イールドになったと言っているのは2年債の利回りが3年債・5年債の利回りよりも高くなっているということであり…

Twitter (TWTR)の転換社債(CB)は買い

かなり以前にもメインサイトで紹介したことがありますが、現在もツイッターの米ドル建て転換社債(CB)はかなり魅力的です。 転換社債(Convertible Bond)についての詳しい説明はこちら:転換社債(CB)の仕組み・特徴・提案のポイントについて - ファイナ…

ドイツ銀行CoCo債が下落して利回りが10%まで上昇

ドイツ銀行のCoCo債が大きく売られています。 米ドル建て ファーストコール(最初の繰上償還):2025年4月40日 クーポン:7.5% 上記のCoCo債の債券価格は88前後まで下落しており、繰上償還利回りは約10%の水準です。 ちなみに2016年にも大きく下落し、この時は…

イタリア国債の利回り上昇は買いか?

イタリアのスプレッドが拡大 イタリアのクレジット投資 ①ユーロ建てのイタリア国債を購入し円ヘッジ ②ドル建てのイタリア国債 ③クレジットリンク債 イタリアのクレジットリスクはそれほど高くない イタリアのスプレッドが拡大 イタリアの政局不安によりイタ…

政策金利が40%のアルゼンチンは大丈夫なのか

短期間で3回の利上げ、政策金利は40% アルゼンチンの信用リスクは悪化していない 短期間で3回の利上げ、政策金利は40% アルゼンチンは2018/4/27に3%、2018/5/3に3%、2018/5/4に6.75%の利上げを行い、政策金利が40%となっています。 最近のアルゼンチンのイ…

逆イールド発生とTEDスプレッド上昇には注意しましょう

足元、米国の金利マーケットが少しおかしな動きとなっています。 米国の長期金利が直近のピークを付けたのが2018/2/21で10年債は2.95%まで上昇しました。 2018/3/30時点では2.74%まで低下しています。 この間、2018/3/20にFFレートの引き上げ(1.5%→1.75%)が…

日本企業の格付けが高いというのはミスリード

【参考記事】2017/12/24 日経新聞朝刊 気付けば格付け先進国 日本企業75%がA格、米の2倍 日本企業の信用力を示す格付けが右肩上がりに上昇している。高格付けの目安となる「A格」以上の比率は足元で75%に達した。約4割の米国の2倍だ。バブル経済の崩…

機関投資家は円ヘッジ付きユーロ建て国債でキャリーを稼ぐ / 米国債より効率的だが注意も必要

一部の機関投資家はキャリー収入を稼ぐために円ヘッジ付のユーロ建て国債を活用しているようです。 円ヘッジ付の米国債投資は従来から一般的ですが現在の金利環境を考えた場合、円ヘッジ付のユーロ建て国債の方が条件が良いようです。 まず、米国債をヘッジ…

好調なマーケットはいつまで続くか、リスクオフのシグナルはイールドカーブに注目

リーマンショック後の景気回復局面が9年目に入り、株式市場やクレジット市場は割高で、そろそろ大きな調整が入るのではないかといった話をよく聞くようになってきました。 しかし、そう言いながらNYダウは連日高値を更新し、日経平均も21年ぶり(実質的には…

CoCo債は過去1年大きく上昇してやや割高な水準

少し前にメインサイトの方でクレジット関連の代表的な債券である米国ハイイールド債、新興国国債、投資適格社債が歴史的に高い水準(利回りは歴史的に低い水準)にあるという内容の記事を書きました。 2017年9月のクレジット市場はやや割高な水準か / 米国ハイ…

テスラCB(転換社債)でローリスク・ハイリターンを狙う

一時期、株式時価総額では米国ビック3を超え、米国NO1となったテスラ・モータース。 ちなみに現在は株価が若干調整したごとからゼネラル・モータース(GM)に再逆転されています。 テスラの時価総額は569億ドル、GMの時価総額は約588億ドルです。 2016年の販…

個人向け国債キャッシュバックキャンペーンはそろそろやめた方が良いのでは?

多くの証券会社で継続的に行っている個人向け国債のキャッシュバックキャンペーン。 詳しい内容は「個人向け国債 - ファイナンシャルスター」をご覧いただければと思いますが、要は財務省から証券会社が受け取る手数料(債券期間に応じて0.2%~0.4%)を顧客に…

日銀オペ減額でも長期金利は上昇しないというがこれ以上低下もしないのでは?円債に投資する投信は注意が必要

日銀の量的金融緩和政策による国債買い入れは年間80兆円をめどとされていますが、既に発行されている国債約1,000兆円のうち40%以上も日銀が保有していることから、実際には年間80兆円ペースよりも低い金額しか買入れしなくても金利は上昇しないと言われてい…

amazonが160億ドルの社債を発行/日本と違い米国の社債市場は幅広い

アマゾンが高級スーパー・ホールフーズの買収資金137億ドルに充てるため2年債から最長40年債まで7本の社債、合計160億ドルを発行しました。 格付けはムーディーズでBaa1 (BBB+)です。 利率(クーポン)は2年債で1.9%、10年債で3.15%、40年債で4.25%となっていま…

予想インフレ率(期待インフレ率、ブレーク・イーブン・インフレ率)と物価連動国債

2017/7/26日経新聞記事 予想インフレ率低下9ヵ月ぶり水準原油安観測根強く 金融市場で、物価の上昇見通しが一段と鈍くなっている。予想インフレ率を示す指標は25日、9カ月ぶりの低い水準となった。原油相場に上昇の勢いはなく、国内物価が上がらない環境が…

タカタ社債についてのフォロー

タカタが民事再生法申請を行うニュースが連日報道されています。 2017/5/1にタカタ社債について少し前向きの記事を掲載したのでアフターフォローとして状況を報告します。 まず、2017/5/1に掲載した記事の内容は下記のとおりです。 タカタ社債の債券価格が67…

米国債イールドカーブのフラット化(2004年との比較)

6月13日、14日のFOMCでFFレートの利上げが確実視されています。 FFレートの上限は現在1.0%ですが1.25%に引き上げられることになります。 リーマンショック後、FFレートは長期に渡り上限0.25%とされてきましたが、2015年12月、2016年12月、2017年3月にそれぞれ…

まさかの米国長期金利低下 / ヘッジ付き外債を外すタイミングでは?

米ドル10年債利回りが2.2%前後まで低下してきました。 トランプ大統領就後、長期金利は大きく上昇し1%台後半から2.6%まで一気に上昇しましたが足元は低下傾向となっています。 積極的な財政政策によるインフラ投資が将来のインフレ期待を高めることと、国債…

東芝・タカタの高利回り円建て債券は買いか?

現在、円建て債券で利回りが出るものはほとんどありません。 10年国債が0.0%~0.02%の水準で、企業が発行する社債でもほとんど利回りがでません 最近の例ではブリヂストンが合計1,500億円の社債を発行していますが利回りは下記の通り、驚くほど低い水準です…

三井住友銀行がCLO組成/ABSをマスターしよう

本日の日本経済新聞に掲載されていましたが、三井住友銀行が国内企業向けの貸出1000億円を裏付けとしたCLOを組成し、数十億円の劣後部分を機関投資家に販売するそうです。 利回りは3〜5%で、劣後部分なので裏付けとなっている貸出にデフォルトが発生するとCL…

個人向け国債のキャッシュバックが減少/発行事務取扱手数料が減少

これまで個人向け国債は隠れた人気商品でした。 マーケット金利がマイナス金利になっても最低0.05%は保証されており、解約時は過去1年分の利金を変換すれば額面100で買い取ってもらえるので、1年以上保有すれば元本割れがないことになります。 そして最も大…

クレディアグリコル 永久劣後債 期限前償還見送り

2017/3/22日経新聞朝刊21面に、クレディアグリコルが永久劣後債の期限前償還を見送り、関連投信にも影響がでているという記事が掲載されています。 2016年にもスタンダードチャータード銀行が今回と同様に同様に永久劣後債の期限前償還をスキップして、投信…