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LTCM破綻から20年、ロバート・マートン教授が日本で講演会/理論は役に立つのか

アナリスト協会から講演会のお知らせがメールで届きました。 伝説のヘッジファンドLTCM(ロングターム・キャピタル・マネジメント)が1998年10月に破綻してから20年が経過する2018年11月14日にLTCMの運用メンバーの1人であったロバート・マートン教授が東京で講…

日銀が利上げしてもJ-REITはすぐにマイナス影響を受けない

金利上昇局面でも米国リートは上昇 J-REITの借入は長期固定化が進んでいる 金利上昇局面でも米国リートは上昇 金利上昇は直接的にはREITにとってマイナス要因と言われます。 REITは借入を活用して不動産を所有しており、現在、J-REITのLTV(ローン・トュー・バ…

4%の住宅ローン?スルガ銀行の決算資料をみてアナリストはおかしいと思わなかったのか

スルガ銀行が過去の決算資料において貸出金の内訳で「住宅ローン」と公表していた部分の大半が「投資用不動産融資」だったと報道されています。 スルガ銀行はリテール特化型モデルの戦略をとっており、法人向け融資はほとんどありません。 2017年3月期の決算…

リーマンショックから10年/10年前はとんでもないマーケットだった

2008年9月15日にリーマンブラザーズが破綻してから早いものでまもなく10年となります。 当時のマーケットを振り返るとリーマンブラザーズが破綻した直後からマーケットが急落したわけではなく、破たん直後は「これであく抜けしてマーケット環境は良くなる」…

体操問題に揺れる朝日生命の格付は大手で最も低いBB格

体操協会の問題で朝日生命がクローズアップされています。 日本体操協会の中で女子部門の実質的なトップとNO2が塚原夫妻です。 同時に朝日生命体操クラブの運営を塚原体操センターが行っています。 さすがにこの体制は問題があるので今後少なくとも一方は辞…

投信購入者の何割が損をしているかを公表させても意味がない / 思わぬ副作用も

「国内29の銀行(主要行9行、地方銀行20行)で投資信託を買った顧客の46%が損失を抱えている」 「インターネット証券大手4社で販売した投資信託を購入・保有している顧客のうち約64%で運用益が出ている」 「3メガバンクで投資信託を買った個人客の4割が損失を…

アパート経営で簡単に儲かると思ってはいけない

TATERU(1435)連続ストップ安/ひふみ投信も保有 TATERU (1435)は融資資料改ざんが発覚し、連日ストップ安となっています。 大株主にはひふみ投信を運用するレオス・キャピタル・ワークスやフィデリティ、JPモルガンなどのファンドが名を連ねています。 9/3、9/4…

ゴールドマン・サックスが元本を保証するファンドは夢の投信か!

商品名は「ゴールドマンサックス・社債/国際分散投資戦略ファンド2018-09(愛称:プライムOne2018-09)」という長い名称です。 厳密には元本保証ではなく、ゴールドマン・サックスが元本を確保すると謳っています。 また、いつでも元本が確保されるわけではな…

地方銀行の公募増資は何かおかしい

2018年8月24日、琉球銀行が公募増資を発表しました。 最大約65億円の調達となり、発行済株式数は約12%増加します。 ちなみに琉球銀行に関するデータはこちらです。 時価総額:514億円 PER:8.5倍 PBR:0.43倍 当期利益:78億円(2018年3月期)、50億円(2019年…

ラップ(SMA・ファンドラップ)の問題点

ヘッジファンドのように機動的な運用をしてくれると勘違いしている人が多い 国内債券部分はコストを考慮するとマイナス利回り 法人がラップを契約すると経理処理が大変 ヘッジファンドのように機動的な運用をしてくれると勘違いしている人が多い ラップ(SMA…

理論的には確実に儲かる金ETFのロング・ショート(マーケットニュートラル)戦略を発見

東証に上場しているETFの中で個人的に気になっているのが「One ETF 国内金先物(1683)」です。 金(gold)価格に連動するETFは国内外で数多くありますが、一般的には金(gold)の現物が裏付けとなっていて現物価格に連動する形となっています。 その中で「One ETF…

マザーズ指数がこれ以上下落すると日本株全体も厳しい状況になる可能性

東証マザーズ指数は2018/8/20時点で951ポイントまで下落しています。 直近高値である2018/1/24の1367ポイントから約30%の下落となっており、大型株と比較すると下落率は大きくなっています。 さらにチャートをみると下落トレンドに突入している可能性があり…

10年目に入った米国株の上昇はまだまだつづく?上昇相場が30年続いたことも!

米国株はリーマンショック後の大幅下落から上昇を始めて10年目に突入しています。 リーマンショック前のS&P500の高値は2007年10月の約1560ポイントでしたが、現在は2840ポイントまで上昇しています。 2009年3月のボトムは670ポイントでしたので、その安値か…

ふるさと納税は名称変更した方が良いのでは

総務省のHPによるとふるさと納税の理念は下記の2点がポイントのようです。 生まれ育ったふるさとに貢献 自分の意思で応援したい自治体を選ぶことができる しかし、実際にこの理念に基づいてふるさと納税を行っている人はそれほど多くないのではないでしょ…

米・豪の政策金利が逆転してもそれほど豪ドル安になっていない理由

2018年7月現在、米国の政策金利は2.0%、豪州の政策金利は1.5%と米国の方が高くなっています。 過去、ほぼ全ての期間で豪州の方が米国よりも政策金利は高く推移してきました。 米国の政策金利が豪州を上回っていたのは1997年6月~2001年3月までの期間のみです…

GDPは約3倍になったが人民元はリーマンショック時と同水準

人民元/ドルがリーマンショック時の水準まで下落 人民元が1ドル=6.8人民元まで下落しています。 この水準までの下落は2016年後半~2017年前半にもありましたが、さらに遡ると2008年のリーマンショック時と同じ水準です。 人民元は2005年まではドルペッグ制を…

少子化で大学入試が簡単に / 生まれた年の違いで同じ学力でも日東駒専または早慶

日本人の年齢別の人口で最も多いのが現在70歳前後の団塊世代と45歳前後の団塊ジュニア世代です。 団塊ジュニア世代で最も人口が多いのが1973年生まれで、彼らが大学受験をした1992年の18歳人口は205万人でした。 現在の18歳人口はここ数年約120万人前後です…

日本の財政破綻を気にする人が減っていることが不安

最近、日本の財政破綻リスクを心配する声が減ってきているように感じます。 下記のような理由でギリシヤやアルゼンチンとは異なり、問題ないという意見が大きくなっています。 国債は全て円建ての為、通貨が下落しても返済負担は増加しない 国債の投資家は大…

H株指数のバリュエーションが過去最低水準(PER7.46倍・PBR0.93倍) / 指数改革も始まる

H株指数の改革が始まった いわゆる中国H株指数、正式名称は「ハンセン中国企業株指数(H株指数)」です。 H株は中国本土で登記されている純粋な中国企業で香港上場の銘柄です。 H株指数は2018年3月から改革が始まっています。 これまでH株指数の構成銘柄は…

実質金利は日本↑米国↓ / それでも円高になるレベルではない

日米実質金利差は縮小 2018年2月に日米の実質金利は米国の方がかなり高いので円高になりにくいといった内容を掲載しました。 www.finance-lite.com 当時のドル円レートは1ドル=106円前後でしたが、現在は1ドル=110円台まで円安になっています。 見通しは当た…

ドイツ銀行CoCo債が下落して利回りが10%まで上昇

ドイツ銀行のCoCo債が大きく売られています。 米ドル建て ファーストコール(最初の繰上償還):2025年4月40日 クーポン:7.5% 上記のCoCo債の債券価格は88前後まで下落しており、繰上償還利回りは約10%の水準です。 ちなみに2016年にも大きく下落し、この時は…

ワールドカップ出場32ヶ国 / GDP・1人当たりGDP・人ロ比較

サッカーワールドカップロシア大会で日本が見事、決勝トーナメントに勝ち進みました。 ワールドカップ出場32ヶ国はサッカーではトップレベルの国々ですが、経済的な面でどのようなレベルにあるのか気になりましたので調べてみました。 下記に出場32ヶ国のFIF…

さわかみファンドとひふみ投信の比較

さわかみファンドとひふみ投信は独立系の日本株アクティブ運用の両雄です。 さわかみファンドは1999年8月24日設定で直販のみの販売です。 運用資産残高は約3100億円と日本株投信の中でもトップクラスです。 ひふみ投信は直販向け、金融機関での販売向け、確…

SMBC・アムンディプロテクト&スイッチファンド(愛称:あんしんスイッチ)は低調なパフォーマンス

2017/07/28に設定されたSMBC・アムンディプロテクト&スイッチファンド(愛称:あんしんスイッチ)。 プロテクトラインと呼ばれる最低保証ラインをクレディアグリコルが保証するファンドです。 当初のプロテクトラインは9000円で、基準価格が10,600円になるとプ…

上がらないインフレ率だが日銀は2%の旗を降ろしてはいけない / もう1つやれることがあります

日銀は2%のインフレ目標を継続すべき 2018/6/22に5月の日本の消費者物価指数(CPI)が発表されました。 CPI総合は+0.7%、コアCPIは+0.7%、コアコアCPIは+0.3%となりました。(対前年同月比) CPI総合は2018年2月のデータで+1.5%まで上昇しましたので、一瞬…

地震に強いJ-REIT

J-REITのリスク要因の1つに地震があります。 2018/6/18月)の朝8時頃、大阪で震度6弱の地震が発生しました。 この日は米中の貿易戦争突入懸念もあり、株価は大きく下落しました。 日経平均が171円安、東証マザーズ指数は15ポイント安で引けました。 一方、東…

株式投資には注意すべきタイミング/当面のリスクをまとめました

①米中貿易戦争の可能性 ②世界株式の水準は対GDP比でやや高め ③中国の債務問題 ④ドイツの景況 ⑤米国10年債の利回りが上昇しない 個人的願望としては株式市場が右肩上がりになって欲しいのですが、足元のマーケットはネガティブな材料も増えてきているので…

健全化した日本の株式市場(持ち合い株式は大幅に減少)

参考記事【日経新聞2018/6/15】 米国のような健全なマーケットに近づいた日本株市場 参考記事【日経新聞2018/6/15】 企業同士の持ち合い株(政策保有株)に対する投資家の対応は一段と厳しくなっている。企業統治指針ではこれまで保有の方針を開示すべきとだ…

イタリア国債の利回り上昇は買いか?

イタリアのスプレッドが拡大 イタリアのクレジット投資 ①ユーロ建てのイタリア国債を購入し円ヘッジ ②ドル建てのイタリア国債 ③クレジットリンク債 イタリアのクレジットリスクはそれほど高くない イタリアのスプレッドが拡大 イタリアの政局不安によりイタ…

ブラジルレアルはそろそろナンピン / 実質金利が高く理論的に儲かる

ブラジルの実質金利は高水準 円/レアルは半分以下だがレアル債投信はプラス ブラジルの実質金利は高水準 米国の金利上昇の影響で新興国通貨が大きく下落しています。 もちろん、米ドル金利の上昇のみが下落の要因ではなく、それぞれの国ごとに政局不安やイン…