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CAPE Ratio(ケープレシオ)は米国株の割高感を示唆

 CAPEレシオ(Cyclically Adjusted Price Earnings Ratio)はノーベル経済学賞受賞者の米イェール大学ロバート・シラー教授が考案した指数です。

シラー教授は「S&Pケース・シラー住宅価格指数」の開発者としても知られています。

CAPEレシオは景気循環調整後PERとも呼ばれています。

特徴は2つあり株価と利益に物価調整を施した実質株価と実質利益により算出する点と、実質利益は10年平均を使用する点です。

現在、S&P500のCAPEレシオは30倍を少し超えた水準となっていますが、過去30倍を超えたのは1929年と1990代後半~2000年代前半の2回しかありません。

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2回ともその後に米国株が大きく下落しています。

1929年は世界大恐慌の影響もありS&P500指数は30ポイントから5ポイント以下まで80%以上の下落となりました。

2000年代前半のITバブル崩壊後はS&P500が1500ポイントから800ポイント以下まで約50%の下落率となっています。

これだけで必ずしも米国株式が下落するとは言い切れませんが、少なくとも歴史的にみてかなり割高な水準まで株価が上昇しているようです。

これはCAPEレシオ以外のいくつかの指標でも同じような状況になっています。

これらを総合しても株式やクレジット関連商品は、少なくとも割安な水準とはいえません。

個人的にはすぐに下落するとも思っていませんので売り急ぐ必要はありませんが、ここからマーケットが上昇していった場合は少しずつ売り上がって、リスク資産のポジションを調整していく方がベターと感じます。