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ブラジルレアルのリスク要因 / テメル大統領の汚職疑惑

ブラジルのテメル大統領汚職疑惑についてのフォロー記事です。

前回、汚職疑惑が表面化した際の記事はこちらです。

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テメル大統領の汚職疑惑が報じられた2017年5月18日は、ブラジルレアルは1日で1ドル=3.1レアルから1ドル= 3.4レアルまで下落しました。

その後は1ドル=3.3レアル前後での推移となっており、様子見ムードとなっています。

ただし終値ベースでは1ドル=3.3レアル前後であまり変化がないように見えますが、日中はかなり変動率が高く、2017/6/30も一時1ドル=3.5レアルまで下落する場面がありました。(6/30は1ドル=3.13レアルまで上昇する場面もありました)

テメル大統領の汚職疑惑がある程度解決しないとこのような状況が少し続くかもしれません。

テメル大統領の汚職疑惑問題のまとめ

  • 2017/6/26収賄容疑で正式に起訴
  • 大統領が最高裁で被告となるには、下院議員の2/3以上の承認が必要。下院で1/3超の反対があれば裁判手続きは差止めとなり、事実上テメル大統領への汚職追及は困難となる
  • 現時点で下院の2/3程度がテメル大統領支持派と言われる

このように現状では裁判が進み有罪となり、大統領を解任される可能性はかなり低いと思われます。

ただし、リスク要因としては世論が大統領解任に大きくシフトし政権を維持することが困難になるケースが想定されます。

この問題以外では、GDP成長率のプラス転換、インフレ率の抑制などマクロ経済面では好転してきているので、なんとか政権が維持できる環境になることを期待したいです。