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日本株の配当と自社株買い

配当自社株買い、言い換えると株主還元ということになりますが、日本株の株主還元は大きく変化してきています。

TOPIXの配当利回りは2007年頃までは1%前後でしたが、現在は2%前後の目線になってきました。2015年度から配当総額は10兆円を超えてきました。

自社株買いも過去最高を更新し5兆円を超える規模になっています。

配当と自社株買いを合計した総還元性向は50%を超えてきています。

特にアベノミクスによりROE経営を推し進めたことは実は日本株にとって長期的にも大きなポイントになると思われます。

ROE経営を推進するために行ったこと

  • スチュワードシップコードコーポレートガバナンスコードを導入し、企業の外側と内側に合理的な経営をするような仕組みを導入
  • ROEを上げないと採用されないJPX400を作りGPIFの運用にも導入

これらにより経営者はROEを上げる施策を行わざるを得なくなりました。

ROEを上げるためには配当と自社株買いを行うしかありません。

この結果が少しずつ表れてきていると考えられます。

ただし米国の総還元性向は長期平均で80%あり、50%を超えたばかりの日本はまだ見劣りします。

配当利回りはほぼ同レベルまで来ましたので、あとは自社株買いです。

上記の通り日本の自社株買いは過去最高を更新していますが、イメージとして今の2倍はあっても良いと思います。

米国株は長期的に右肩上がりで推移しています。

米国株の利益配分イメージはこんな感じです。

  • 当期利益:100
  • 株価:1500(PER15倍)
  • 配当:40→配当利回り2.67%(40/1500)
  • 自社株買い:40

分かるでしょうか?

100の利益に対し配当40、自社株買い40ですから総還元性向は80%となります。

また時価総額に対する自社株買いの比率も配当利回りと同様の2.67%となりますので、言い換えると毎年2.67%株数がことになります。

10年では30%弱の株数が減ることになります。

その分、1株当たり利益(EPS)が上昇しますので株価も上昇するということになります。

このように米国株は利益成長に加えて自社株買いを積極的に活用することでEPSを上げ、株価も上げています

 日本株ももう少し自社株買いが増えてくれば米国株のように右肩上がりになるかもしれません。

日本株に関するセールストークはこちら!

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