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米国の利上げはマーケットに悪影響なのか / 前回の利上げ局面を確認

足元、新興国通貨が売られ、日米のREITは軟調な展開です。 その要因として米国の金利上昇をあげる人が多いようです。 確かに米ドルの金利が上がれば、新興国に流れていた資金の逆流が起こり、新興国通貨にとってはマイナスのように感じます。 また、米国REIT…

カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人の分配金を勘違いしていませんか?

「カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人」は東証のインフラファンド市場に上場しているインフラファンドの1つです。 現在、上場しているインフラファンドは下記の4銘柄で全て投資対象は太陽光発電施設です。 タカラレーベン・インフラ投資法人(9281) …

投信残高のおかしな現状 / 個人は増えず銀行が急増

個人の投信保有は実は増えていない 銀行の投信保有は異常に増えている 個人の投信保有は実は増えていない よく、日本の公募投資の残高が大きく増加しているとの記事を目にします。 確かに公募投信(リートを除く)という範囲ではリーマンショック前のピーク…

スーパー金融マンになれるかクイズ(株式編)

①株式の売出し・立会外分売・ブロックトレードの違いを簡単に説明してください ②「中国の中小型成長株に投資したい」とのニーズがあった場合、香港・上海・深センのどの市場がベストか? ③空売り比率の定義を説明できますか? 今回は「株式」関連の少しマニ…

ひふみ投信の組入れ1位はアマゾン / 残高増加でも高パフォーマンスを維持できるか

日本株のアクティブファンドで今、最も人気があるのが「ひふみ投信」です。 独立系運用会社のレオス・キャピタルワークスが運用を行っております。 当社の社長であり最高投資責任者である藤野英人氏はノムラアセット、ジャーディンフレミング、ゴールドマンサ…

ゼウスの分配金が25円に減額されたが当たり前の措置 / 残高減少で相対パフォーマンス好転も

ゼウスの分配金引下げは妥当 米国リートのパフォーマンスが特に悪いわけではない ゼウスの残高減少は実は良い点もある ゼウスの分配金引下げは妥当 新光US-REITオープン(ゼウス)の分配金が50円から25円に減額されました。 もしかするとこれでさらに解約が進…

FRB副議長になるクラリダ氏はピムコのMD兼コロンビア大教授

FRB理事は正副議長含めて7名が定員です。 一時期、最大4名の空席といった異常事態でしたが、ようやくメンバーが埋まってきました。 クラリダ氏がFRB副議長に内定し、ボウマン氏が理事に内定したことで理事の空席は残り1つとなりました。 FRB理事は7名全員がF…

ESG投資は効果があるのか?パフォーマンスを検証

ここ最近「ESG」という言葉を聞かない日はありません。 ESGとは環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)の頭文字をとったものです。 ESG投資とはこれらに配慮している企業を選別して投資するものです。 ESGに配慮している企業は業績面でも中…

デフレの日本とデフレにならないドイツ / ポイントはユーロ

日本とドイツは元々よく似た国だと言われてきました。 第2次世界大戦では日本とドイツは同盟国として戦い、米国に敗れ、その後工業化を進め、奇跡の成長と呼ばれるような経済成長を成し遂げました。 しかし、現在では好景気が続くドイツと不景気とデフレが続…

ラップ型投信のパフォーマンスを検証

ラップ型投信はラップではなく投資信託 スマラップとコアラップの比較 ラップ型投信はラップではなく投資信託 ラップ型投信はいわゆるラップ(ファンドラップ)とは異なります。 日本で販売されているラップの多くはファンドラップです。 ファンドラップは複…

空売り比率は過去最高水準 / 信用売り残は過去平均以下の水準

2018年3月26日の記事で「空売り比率」についての勘違いを警告しましたが、追加の情報です。 (しつこいようですが、ツイッターなどで間違った解釈で情報を発信している人があまりにも多いのですみません) 前回の記事はこちら! まず、東証が公表している「空売り…

MLPはキャッシュフローが右肩上がりでも、原油が下落しても株が下落しても一緒に下がる

2017年11月28日にMLPに関する記事を掲載しました。 当時のアレリアンMLP指数は258ポイントで、短期的に20%~30%リバウンドの可能性があると記載した部分は、ほぼその通りとなりました。 2018年1月23日に303ポイントまで上昇しました。 しかし、その後の世界…

逆イールド発生とTEDスプレッド上昇には注意しましょう

足元、米国の金利マーケットが少しおかしな動きとなっています。 米国の長期金利が直近のピークを付けたのが2018/2/21で10年債は2.95%まで上昇しました。 2018/3/30時点では2.74%まで低下しています。 この間、2018/3/20にFFレートの引き上げ(1.5%→1.75%)が…

空売り比率の意味を勘違いしてる人が多いので警告【多くの人に知ってもらいたい】

「空売り比率が過去最高の50%超えで買戻しのマグマが溜まっている」 「空売り比率が高水準、踏み上げに気を付けて」 「空売り比率高いけど、売ってる人大丈夫?」 のようなコメントをSNSで多く見かけます。 特にTwitterで多いようです。 おそらく空売り残と…

名実ともに世界を2分することになる米国と中国/米国は日本に歩み寄るか

歴史上多くの期間で世界を支配してきた中国、過去200年に渡る近代史において世界を支配してきた米国。 ここから数年間は両国の対立が繰り返される可能性があります。 足元は貿易戦争が始まろうとしていますが、このような形の争いが当面、様々な形で顕在化す…

証券会社(銀行)の営業職として入社されるされる人は営業関連の本を何冊か読んでおいた方が良い

いわゆる「営業スキルアップ」に関連する書籍は本当にたくさん出版されています。 中にはほとんど役立たない本もありますが、そこそこ売れている本は何か「気づき」を与えてくれるケースも多いです。 この手の本を購入する際はあまり多くを期待しすぎないで、…

第一次所得収支・第二次所得収支は2013年以前の所得収支・経常移転収支

第一次所得収支・第二次所得収支という名称は、正直、未だにしっくりきません。 2013年にこれまでの「所得収支」が「第一次所得収支」に、「経常移転収支」が「第二次所得収支」に変更となりました。 個人的には中々なじめないのでなぜ変更したのか不思議に思…

グローバル株式ファンドのパフォーマンス比較 / セゾン資産形成の達人ファンドが予想以上に良い

ここ数年の世界的な株高で世界の株式に投資するファンドはかなり高いパフォーマンスとなっています。 日本の投資家からみると外国の株式は株価の変動に加え、為替リスクも存在することになりますが、これは日本株でも結局、円高になれば下がることは同じなの…

「お金2.0」は絶対読んだほうが良い

2週間に1冊くらいのペースで本を読んでいますが、久しぶりに凄いと思える本に出合いました。 「お金2.0」というタイトルの本で、既にベストセラーになっているので多くの方もそう感じているのだと思います。 お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks …

中国民間企業の過剰債務問題はそろそろやばいかも (超大手コングロマリットも資金がタイト)

米国と中国を中心に展開しそうな貿易戦争はマーケットのリスク要因として認識し始められていますが、中国民間企業の過剰債務問題もそろそろ意識しなければいけないかもしれません。 民間債務の合計がGDPの200%以上まで増加しており、日本のバブル期と同水準…

証券会社(銀行)に入社される新入社員の方ヘアドバイス / 最低限これだけはやった方が良い

証券会社や銀行などに内定しており、来月から資産運用提案業務に従事される方へのアドバイスです。 最近の金融機関は研修制度が充実しているので入社しても、最初は集合研修があり、その後、営業店に配属されてからも先輩インストラクターによるOJTトレーニ…

過去2回のショックは最後に日銀が利上げをした後に起こっている(次の大幅下落は2020年以降?)

株式市場の大幅な下落は2020年以降か ITバブル崩壊前の世界的利上げ局面(金融引締め局面) リーマンショック前の世界的利上げ局面(金融引締め局面) 株式市場の大幅な下落は2020年以降か これまで米国株が30%以上下落するようなリスクオフ局面は7回ありまし…

J-REITがファンドの買収対象になることはプラス

2017/2/24の日経新聞に掲載されていましたが、割安なJ-REITに対してファンドが買収を狙っているとのことです。 記事では2017年の8月頃に「著名なファンドがサムティ・レジデンシャル投資法人(3459)に買収を突きつけた」とありますが、サムティはその後、大和…

円高で米ドルも良いが人民元はもっと良い

2/16に1ドル=106円台の米ドルは買いといった内容を掲載しました。 もちろん今も同じ考えですが、米ドルに投資するなら「米ドル+α」の通貨といえる人民元の方がもっと良いと思います。 ちなみに人民元は管理フロート制を採用していますので、ある程度米ドル…

オーストラリア準備銀行は豪ドル安を望んでいる様子

オーストラリアは今月も利上げを見送ったことで16回連続で政策金利を1.5%で据え置いています。 オーストラリア準備銀行のロウ総裁は賃金の伸びが鈍いことやインフレ率が目標としている2~3%に届いていないことを理由に、当面金利は上昇しないことを示唆しまし…

老後の不安を取り除けば個人消費が活発化すると思う(退職=年金開始でないとおかしい)

退職と年金開始のタイムラグはおかしい 公務員は段階的に定年を65歳に延長すると報道されています。 民間でも定年を65歳まで延長する企業は増えてきましたが、まだごくわずかです。 多くの企業では「再雇用制度」などの仕組みを準備していますが、実際には65…

日米の実質金利は米ドルの方が高いので極端な円高にはならないはず(2018年2月現在)

実質金利とは「名目金利一インフレ率」のことです。 インフレも加味したうえでどれくらいお金が増えるかを表します。 例えば金利が高くてもそれ以上にインフレ率が高い場合、実質的には購買力は減っているということになります。 実質金利を計算する上でどの…

銀行の預貸率低下は口座管理料導入でストップ / 銀行の余剰資金運用はやめた方が良い

大きすぎても小さすぎても預貸率は低下する 預貸率とは銀行が集めた預金に対してどれくらい貸出ができているかを表す指標です。 預金は銀行にとっては借入(資金調達)で、その資金を元手に融資ビジネスを行っています。 適正な預貸率というのは明確な基準はあ…

銀行株の時価総額が減り過ぎ(1989年との比較) / 特にみずほFGは実質-94%

下記は2018年2月12日の日経新聞の一部抜粋です。 株式時価総額。普段、ニュースで何気なく耳にするが、その意味をひと言で言うなら「会社の値段」だ。会社が将来どのくらい成長するのかといった期待やブランド力、社員の働きやすさまで含めた企業の総合力を…

日本の経常収支が過去2番目の黒字 / インバウンドの影響も大きい

2017年の日本の経常収支は21.8兆円の黒字となり、2007年の24.9兆円に次いで過去2番目の黒字幅となました。 日本の経常収支の内訳は年を追うごとに変化しています。 日本の国際収支の長期推移はこちらをご覧ください:日本の国際収支推移 - ファイナンシャル…