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H株指数のバリュエーションが過去最低水準(PER7.46倍・PBR0.93倍) / 指数改革も始まる

H株指数の改革が始まった いわゆる中国H株指数、正式名称は「ハンセン中国企業株指数(H株指数)」です。 H株は中国本土で登記されている純粋な中国企業で香港上場の銘柄です。 H株指数は2018年3月から改革が始まっています。 これまでH株指数の構成銘柄は…

実質金利は日本↑米国↓ / それでも円高になるレベルではない

日米実質金利差は縮小 2018年2月に日米の実質金利は米国の方がかなり高いので円高になりにくいといった内容を掲載しました。 www.finance-lite.com 当時のドル円レートは1ドル=106円前後でしたが、現在は1ドル=110円台まで円安になっています。 見通しは当た…

ドイツ銀行CoCo債が下落して利回りが10%まで上昇

ドイツ銀行のCoCo債が大きく売られています。 米ドル建て ファーストコール(最初の繰上償還):2025年4月40日 クーポン:7.5% 上記のCoCo債の債券価格は88前後まで下落しており、繰上償還利回りは約10%の水準です。 ちなみに2016年にも大きく下落し、この時は…

ワールドカップ出場32ヶ国 / GDP・1人当たりGDP・人ロ比較

サッカーワールドカップロシア大会で日本が見事、決勝トーナメントに勝ち進みました。 ワールドカップ出場32ヶ国はサッカーではトップレベルの国々ですが、経済的な面でどのようなレベルにあるのか気になりましたので調べてみました。 下記に出場32ヶ国のFIF…

さわかみファンドとひふみ投信の比較

さわかみファンドとひふみ投信は独立系の日本株アクティブ運用の両雄です。 さわかみファンドは1999年8月24日設定で直販のみの販売です。 運用資産残高は約3100億円と日本株投信の中でもトップクラスです。 ひふみ投信は直販向け、金融機関での販売向け、確…

SMBC・アムンディプロテクト&スイッチファンド(愛称:あんしんスイッチ)は低調なパフォーマンス

2017/07/28に設定されたSMBC・アムンディプロテクト&スイッチファンド(愛称:あんしんスイッチ)。 プロテクトラインと呼ばれる最低保証ラインをクレディアグリコルが保証するファンドです。 当初のプロテクトラインは9000円で、基準価格が10,600円になるとプ…

上がらないインフレ率だが日銀は2%の旗を降ろしてはいけない / もう1つやれることがあります

日銀は2%のインフレ目標を継続すべき 2018/6/22に5月の日本の消費者物価指数(CPI)が発表されました。 CPI総合は+0.7%、コアCPIは+0.7%、コアコアCPIは+0.3%となりました。(対前年同月比) CPI総合は2018年2月のデータで+1.5%まで上昇しましたので、一瞬…

地震に強いJ-REIT

J-REITのリスク要因の1つに地震があります。 2018/6/18月)の朝8時頃、大阪で震度6弱の地震が発生しました。 この日は米中の貿易戦争突入懸念もあり、株価は大きく下落しました。 日経平均が171円安、東証マザーズ指数は15ポイント安で引けました。 一方、東…

株式投資には注意すべきタイミング/当面のリスクをまとめました

①米中貿易戦争の可能性 ②世界株式の水準は対GDP比でやや高め ③中国の債務問題 ④ドイツの景況 ⑤米国10年債の利回りが上昇しない 個人的願望としては株式市場が右肩上がりになって欲しいのですが、足元のマーケットはネガティブな材料も増えてきているので…

健全化した日本の株式市場(持ち合い株式は大幅に減少)

参考記事【日経新聞2018/6/15】 米国のような健全なマーケットに近づいた日本株市場 参考記事【日経新聞2018/6/15】 企業同士の持ち合い株(政策保有株)に対する投資家の対応は一段と厳しくなっている。企業統治指針ではこれまで保有の方針を開示すべきとだ…

イタリア国債の利回り上昇は買いか?

イタリアのスプレッドが拡大 イタリアのクレジット投資 ①ユーロ建てのイタリア国債を購入し円ヘッジ ②ドル建てのイタリア国債 ③クレジットリンク債 イタリアのクレジットリスクはそれほど高くない イタリアのスプレッドが拡大 イタリアの政局不安によりイタ…

ブラジルレアルはそろそろナンピン / 実質金利が高く理論的に儲かる

ブラジルの実質金利は高水準 円/レアルは半分以下だがレアル債投信はプラス ブラジルの実質金利は高水準 米国の金利上昇の影響で新興国通貨が大きく下落しています。 もちろん、米ドル金利の上昇のみが下落の要因ではなく、それぞれの国ごとに政局不安やイン…

政策金利が40%のアルゼンチンは大丈夫なのか

短期間で3回の利上げ、政策金利は40% アルゼンチンの信用リスクは悪化していない 短期間で3回の利上げ、政策金利は40% アルゼンチンは2018/4/27に3%、2018/5/3に3%、2018/5/4に6.75%の利上げを行い、政策金利が40%となっています。 最近のアルゼンチンのイ…

米国の利上げはマーケットに悪影響なのか / 前回の利上げ局面を確認

足元、新興国通貨が売られ、日米のREITは軟調な展開です。 その要因として米国の金利上昇をあげる人が多いようです。 確かに米ドルの金利が上がれば、新興国に流れていた資金の逆流が起こり、新興国通貨にとってはマイナスのように感じます。 また、米国REIT…

カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人の分配金を勘違いしていませんか?

「カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人」は東証のインフラファンド市場に上場しているインフラファンドの1つです。 現在、上場しているインフラファンドは下記の4銘柄で全て投資対象は太陽光発電施設です。 タカラレーベン・インフラ投資法人(9281) …

投信残高のおかしな現状 / 個人は増えず銀行が急増

個人の投信保有は実は増えていない 銀行の投信保有は異常に増えている 個人の投信保有は実は増えていない よく、日本の公募投資の残高が大きく増加しているとの記事を目にします。 確かに公募投信(リートを除く)という範囲ではリーマンショック前のピーク…

スーパー金融マンになれるかクイズ(株式編)

①株式の売出し・立会外分売・ブロックトレードの違いを簡単に説明してください ②「中国の中小型成長株に投資したい」とのニーズがあった場合、香港・上海・深センのどの市場がベストか? ③空売り比率の定義を説明できますか? 今回は「株式」関連の少しマニ…

ひふみ投信の組入れ1位はアマゾン / 残高増加でも高パフォーマンスを維持できるか

日本株のアクティブファンドで今、最も人気があるのが「ひふみ投信」です。 独立系運用会社のレオス・キャピタルワークスが運用を行っております。 当社の社長であり最高投資責任者である藤野英人氏はノムラアセット、ジャーディンフレミング、ゴールドマンサ…

ゼウスの分配金が25円に減額されたが当たり前の措置 / 残高減少で相対パフォーマンス好転も

ゼウスの分配金引下げは妥当 米国リートのパフォーマンスが特に悪いわけではない ゼウスの残高減少は実は良い点もある ゼウスの分配金引下げは妥当 新光US-REITオープン(ゼウス)の分配金が50円から25円に減額されました。 もしかするとこれでさらに解約が進…

FRB副議長になるクラリダ氏はピムコのMD兼コロンビア大教授

FRB理事は正副議長含めて7名が定員です。 一時期、最大4名の空席といった異常事態でしたが、ようやくメンバーが埋まってきました。 クラリダ氏がFRB副議長に内定し、ボウマン氏が理事に内定したことで理事の空席は残り1つとなりました。 FRB理事は7名全員がF…

ESG投資は効果があるのか?パフォーマンスを検証

ここ最近「ESG」という言葉を聞かない日はありません。 ESGとは環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)の頭文字をとったものです。 ESG投資とはこれらに配慮している企業を選別して投資するものです。 ESGに配慮している企業は業績面でも中…

デフレの日本とデフレにならないドイツ / ポイントはユーロ

日本とドイツは元々よく似た国だと言われてきました。 第2次世界大戦では日本とドイツは同盟国として戦い、米国に敗れ、その後工業化を進め、奇跡の成長と呼ばれるような経済成長を成し遂げました。 しかし、現在では好景気が続くドイツと不景気とデフレが続…

ラップ型投信のパフォーマンスを検証

ラップ型投信はラップではなく投資信託 スマラップとコアラップの比較 ラップ型投信はラップではなく投資信託 ラップ型投信はいわゆるラップ(ファンドラップ)とは異なります。 日本で販売されているラップの多くはファンドラップです。 ファンドラップは複…

空売り比率は過去最高水準 / 信用売り残は過去平均以下の水準

2018年3月26日の記事で「空売り比率」についての勘違いを警告しましたが、追加の情報です。 (しつこいようですが、ツイッターなどで間違った解釈で情報を発信している人があまりにも多いのですみません) 前回の記事はこちら! まず、東証が公表している「空売り…

MLPはキャッシュフローが右肩上がりでも、原油が下落しても株が下落しても一緒に下がる

2017年11月28日にMLPに関する記事を掲載しました。 当時のアレリアンMLP指数は258ポイントで、短期的に20%~30%リバウンドの可能性があると記載した部分は、ほぼその通りとなりました。 2018年1月23日に303ポイントまで上昇しました。 しかし、その後の世界…

逆イールド発生とTEDスプレッド上昇には注意しましょう

足元、米国の金利マーケットが少しおかしな動きとなっています。 米国の長期金利が直近のピークを付けたのが2018/2/21で10年債は2.95%まで上昇しました。 2018/3/30時点では2.74%まで低下しています。 この間、2018/3/20にFFレートの引き上げ(1.5%→1.75%)が…

空売り比率の意味を勘違いしてる人が多いので警告【多くの人に知ってもらいたい】

「空売り比率が過去最高の50%超えで買戻しのマグマが溜まっている」 「空売り比率が高水準、踏み上げに気を付けて」 「空売り比率高いけど、売ってる人大丈夫?」 のようなコメントをSNSで多く見かけます。 特にTwitterで多いようです。 おそらく空売り残と…

名実ともに世界を2分することになる米国と中国/米国は日本に歩み寄るか

歴史上多くの期間で世界を支配してきた中国、過去200年に渡る近代史において世界を支配してきた米国。 ここから数年間は両国の対立が繰り返される可能性があります。 足元は貿易戦争が始まろうとしていますが、このような形の争いが当面、様々な形で顕在化す…

証券会社(銀行)の営業職として入社されるされる人は営業関連の本を何冊か読んでおいた方が良い

いわゆる「営業スキルアップ」に関連する書籍は本当にたくさん出版されています。 中にはほとんど役立たない本もありますが、そこそこ売れている本は何か「気づき」を与えてくれるケースも多いです。 この手の本を購入する際はあまり多くを期待しすぎないで、…

第一次所得収支・第二次所得収支は2013年以前の所得収支・経常移転収支

第一次所得収支・第二次所得収支という名称は、正直、未だにしっくりきません。 2013年にこれまでの「所得収支」が「第一次所得収支」に、「経常移転収支」が「第二次所得収支」に変更となりました。 個人的には中々なじめないのでなぜ変更したのか不思議に思…